そんな気がしたキルギスへの国境越え [KAZ→KGZ] - 2015.09.15 Tue
*Twitterにて現在地とすだちくんゆるっと更新中

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【Day 11 : カザフスタン・アルマティ→キルギス・ビシュケク】
[ AUG.19 , 2015 - from Almaty, Kazakhstan to Bishkek, Kyrgyzstan ]
予想外に長くいたカザフスタンからキルギスへの移動日。
中国国境にて、なかなか出国できずバスに置いていかれそうになったことから、ちょっと不安な国境越え。
でも今回は一人きりではないのです。
同じ時期にアルマティにいた 「もろたび。~9歳のホワイトタイガーが世界一周!?~ 」のかいぬしさんとモロくん。
同じくキルギスへと向かう彼らが日程を合わせてくれて、いっしょに移動することになったのです。
なんとも心強いかぎり。

ビシュケク行きのバスやマルシュルートカ(ミニバス)が出発するサイラン・バスターミナルまでは、宿のすぐ前を通る4番のトラムにて移動。

ひとつ前の停留所で降りて、バスターミナル横のサイラン湖をちらりと見学。
パラソルやスリーピングチェアの並ぶビーチも。

バスターミナルまでついてきてくれた(むしろ連れてきてくれた)サルダルとフロー。
ちなみにサルダルがコロコロしてくれているのが、重量感のある私のオスプレー。
本当にすみません。

アルマティが居心地よく感じて、長居するほど楽しかったのも、この出会いがあったからかも。
一期一会、まさしくそうだなと。
出会いにも、二人にも、感謝です。

かいぬしさん&モロくんとも無事合流し、サルダルが聞いてくれたマルシュルートカ(ミニバス)にて、ビシュケクへと行くことに。
ビシュケク側での到着地は、西バスターミナルとのこと。
料金は、バスと同じ1300テンゲ(≒910円)でした。

プレートにはキリル文字で「ビシュケク」と書いてあります。
マルシュルートカが満員になるまでしばらく待ち、12:30頃にいざビシュケクへと出発。
アルマティが渋滞していたため時間はかかってしまいましたが、街中を抜けるとスピードを出して走り抜けるマルシュルートカ。


かいぬしさんといろいろ話をしている内に、カザフスタン側のはしっこまで来たような気配。

3時間半後の16時頃には、国境に到着。
いったんマルシュルートカを降りて、カザフスタンの出国手続きを。
パスポートの写真欄をじっと見つめられると、ちょっとぞくっとしましたが、ここは無事通過。

カザフスタンを出国したあとは、そのまま歩いてすぐのキルギス側にて入国手続き。
ちょっと混んでいたものの、こちらも何の問題もなく入国ができて、ひと安心。
出入国のスタンプがパスポートに押されるカシャッという音に、どれだけ安堵感を感じることか。

キルギス側には、声をかけてくるタクシーの客引きたちがたくさん。
私たちは、乗ってきたマルシュルートカを待ちます。
が、いっこうに来ないマルシュルートカ。
カザフスタン出国の時に、車の行列ができていたので、時間がかかっているのかなとしばらく待機。
国境を通り抜けたマルシュルートカはやってくるものの、私たちが乗ってきた車はいっこうに来ず。
かいぬしさんが国境職員に聞きにいってくれたりしたものの、来る気配は無し。
どんどん到着するマルシュルートカに乗りこんでいく、私たちよりかなり後に国境を通り抜けたひとたち。
嫌な予感。
そのときに思い出したのです。(もちろん私ではなく、かいぬしさんが)
出発前に撮った写真に、電話番号が書かれていたことを。

たまたま近くにいたお兄さんに話しかけると、少し英語を喋る方だったので、事情を説明。
この番号に電話をかけてもらえました。
ちなみに今更ですが、中央アジアではなかなか英語が通じないところが多い様子。
旧ソ連圏ということもあり、共通の国際言語はなんといってもロシア語。
外国人とわかると、ロシア語で話しかけてきてくれるケースが多々。
カザフスタンの都市などでは、カザフスタン語を話さず、ロシア語を母語としているカザフスタン人もたくさんいるようです。
すると、衝撃のひとことが。
「もうドライバーは家に帰っているらしいよ」
ああ衝撃、だけどなんとなくしていたそんな予感。
つまり、私たちは国境でマルシュルートカに置いていかれていたという訳でした。
しかし、優しいお兄さんがドライバーと話をしてくれ、なんとドライバーの弟が今からここまで迎えに来てくれるとのこと。
そんなことってあるのかな!?と思いながらも、お兄さんの言葉を信じてしばし待機。
お兄さんの携帯に電話がかかってきて、少し離れた場所へと連れて行ってくれるお兄さん。
すると、そこには1台の車が。
ドライバーの弟なのかどうかはイマイチ分かりませんでしたが、とにかくここまで連れてきてくれたお兄さんが信用できるひとだということは分かっていたので、乗り込むことに。

結局、予約していたゲストハウスのすぐ近くまで、その車で連れてきてもらうことができました。
置いていかれたものの、また優しいひとたちのおかげで、なんとか無事にたどり着けてよかったです。
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